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インド煮って何?

こんにちは。

井の頭園栄養士のりょうTです。

今日の給食は「インド煮」でした。

「インド煮」はインド発祥の食べ物ではないのです。

実は、栃木県鹿沼市が発祥と言われています。

「インド煮」は50年以上前、1970年代に市内の栄養士さんが、学校給食向けに開発したメニューです。当時、給食のおかずとしてあまり人気がなかった具だくさんの煮物を何とか子どもたちに食べてもらおうと、子供に人気のカレー味を煮物に取り入れたのが始まりだそうです。「カレーといえばインド!」ということで、「インド煮」という名前にしたそうです。材料はカレーの材料でもある、ニンジン、ジャガイモ、タマネギが主で、他に、子どもが好むさつま揚げ、うずらの卵、こんにゃく、豚肉が使われます。今回はこんにゃく、うずらの卵は入れずにグリンピースを入れました。

ただ、グリンピースは苦手な子がに多くて「これ嫌い」のオンパレードでした。

味付けはシンプルでカレー粉のほかに、しょうゆ、砂糖、ケチャップなどで味付けします。コンソメを入れると旨みが増すのでおすすめです。

色々な地域の学校給食を知ることも食育の一環ですね。

 

ケンパ井の頭 りょうT