2022.09.29
あきつ飛び交う季節☆ たまたまの連鎖(その2)
こんにちは、Qです。
さて、
前回(その1)では、
とんぼ飛行機を作ったお話をしましたけれども、
今回はその続きということで。
とんぼ飛行機を作りまして。
これがまた急遽の割に盛り上がり。
そして、あまりに一つ一つのとんぼが可愛かったものですから。
これまた急遽予定変更。
「ねぇ、おうちに持って帰る前に、ケンパで少し飾らない?」
「おうちにもってかえるー」
キャッキャッキャッキャと子どもたちが嬉しそうに話すその手から
とんぼ飛行機を片っ端から奪い取…、回収させていただきまして
壁一面に飾ることにしました。
保育士心と秋の空。
まぁ、臨機応変、行き当たりばったり、言い方は人それぞれ。
さて、回収してはみたものの。
どのように飾ったらばえる…もとい子どもたちも大人も季節感に浸りながら楽しめるのでしょうか。。。
話は変わりますが、最近子どもたちのクラフトの様子をなんのきなしに眺めておりまして。
ハサミの使い方や習熟度に、思いの外バラつきがあるなぁ、と。
そう感じながら、なにかハサミを使った簡単、かつ個々の習熟度を確認できるようなクラフトはないだろうか?
と、愛用のネタ本「絵画・製作・造形あそびカンベキBOOK」(これ、造形の先生イチオシの本なのです!あ、決してステマとかでなく)
をパラパラめくると、ふと。
お、…ちょうどいいクラフトがあるではないですか!
ん、…これとんぼ飛行機と相性GOODなんじゃない?
さっそくまたあいにくのお天気の日に。
「今日はとんぼ飛行機のクラフトの続きだよー」
と、出したるは
四角い画用紙に四角い渦巻き状の直線が描かれた四角いナルトのような、
まぁ色々な色の色画用紙(四角と色の渋滞ですね)。
この画用紙、線に沿ってハサミで切るだけで、上に引っ張るとくねくねリボンに早変わりするんです。
さささっと、あっという間に。
やることの単純さと、その可変する様が、子どもたちにも受けが良く、今回も
「やりたい!やる!それちょうだい!」と集中してみんな楽しんでくれました。
やはり普段クラフトでハサミ慣れしている子は、スイスイチョキチョキ。
慣れていない子は、ハサミの向きが明後日の方向を向いていたり、チョキチョキ上手にできているのに
反対の手の紙送りが滞っていたり、と単純な学齢だけでは普段見えてきづらい個々のハサミスキルの様子が見られ、
またクラフト完成品として作業の結果が見ることもできるので、ちょっと実験っぽいですが、
そっち(発達の様子)の観点からも興味深く子どもたちと触れ合うことができました。
そして、このくねくねリボン
天井からぶら下げると、ちょっとした子どもたちのクラフトを展示するのにも最適で、
まさに一石二鳥!
本当は、
くねくねリボン1本に対して複数のクラフトが飾れるのですが、
今回はなんと贅沢にも、
くねくねリボン1本に1とんぼ、という
なんとも優雅な秋の夕暮れ空模様が出来上がりましたよ!
西馬込の2F、幼児クラスに上がる階段を通る際、ちょっと振り返って見上げてみてください笑
ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!
ケンパ西馬込 Q